挨拶や礼儀を学ぶ
毎回このダンス教室で、お姉ちゃんたちにお世話をしてもらっている小さな子供たちは 当然、お姉ちゃんたちのことが大好きです。先輩たちの上手なダンスや動きは もちろん、すべてを見よう見まねでまねしようと努力します。
我がダンスチームは、挨拶や礼儀に関してとてもきちんとしています。レッスン場に入る時、 先生がこられたときの挨拶はもちろん、生徒たちの親に対しても対応やレッスン場入り口の 靴の並び一つまで、いつも気持ちよく行き届いています。
ダンスを習い始めた当初、子供も私もそんなことは全然知らず、ただ漠然とそんな風景を見
ていたような気がします。
無造作に靴を脱いでレッスン場に入り、レッスンのはじめと終わり
の挨拶が元気にできていればそれでいいと思っていました。
恐らくほかにもそんなお母さん方が
たくさんいらっしゃるようで、レッスンが始まる前は入り口の靴も乱雑なことが多く、自分の子
供のことで精一杯で、他の保護者の方への挨拶など、よほど顔みしりの人にしかできていなかっ
たと思います。
それが。いつしか我が子をふと見ると、レッスン場に入ったときに、自分の靴だけでなく、他の靴も
全てきれいに並べています。
「だって、お姉ちゃんたちがいつもきれいに並べてくれるから、○○(我が子の名)もちゃんとしよ
うと思って!」
そのあと、先生や先輩おねえちゃんのところへ行き、
「こんにちは!今日もよろしくお願いします!」と挨拶してから更衣に入り、レッスンの準備をして
いるのです。
私は、大人としてとても恥ずかしくなりました。
確かに、レッスンを始める前はあちこちに散らばって
いる靴が、帰りには全てきれいに並べられています。
これらは全て、御姉ちゃんたちが並べそろえてく
れていたのです。そしてご挨拶も。
私には顔に覚えのないお姉ちゃんたちも、必ず「こんにちは!」と
頭を下げてくれるのです。
そんなお姉ちゃんたちを、子供はしっかりと見ていて、いつしか自然に挨拶や礼儀を身に付けていたのです。 このことは、身体能力の成長以外の、思わぬ収穫だったと思います。
幼児から高校生まで 挨拶や礼儀を学ぶ 先輩お姉ちゃんたち